貝合わせ 貝覆い

スワブテ(末太)貝

碁石をとったあとの貝殻

IMG_4568.jpg一枚の貝殻から1個の碁石
横幅12センチの大蛤。その肉厚と重量感は圧巻です。重曹で洗浄し、穴や傷の部分を埋めます。
この工程には日数がかかります。


穴を埋め、金粉入りの朱色の貝殻に

DSC_9746 のコピー.JPG格調高い桐と竹の組み合わせ
桐と竹、そして鳳凰の組み合わせは、桐竹鳳凰紋として格調高い題材です。


内側には金色を塗り光沢を

DSC_9748 のコピー.JPG勢いのある炎と水の流れを描く
「鳳凰・湍(はやせ)」「鳳凰・焔(ほむら)」勢いの強い炎と勢いの強い水の流れを鳳凰とともに描いています。鳳凰は、羽ある生物の王、霊鳥です。霊泉を飲み、蒼桐(あおぎり)の木に巣を作り、竹の実を食べると言われています。


特製桐箱

IMG_3735.jpg作品を保管するための箱
作品は特製の箱にてお納め致します。


貝覆い

貝殻を合わせる楽しみ

12枚(赤).jpg

貝覆い 『月次絵』つきなみえ

貝合わせは、平安時代から伝わる日本の遊びです。
 本来の貝合わせは、合わせものの一つとして貝殻の色合いや形の美しさ、珍しさを競ったり、その貝を題材にした歌を詠んでその優劣を競い合ったりする貴族たちの遊びでした。
 一方、地貝と合う出貝を探し出す遊戯としての貝合わせは元来、『貝覆い』と呼ばれていたようですが、殻を合わせる所作から後に混同されて、同じく貝合わせと呼ばれるようになったようです。
 また、茶道では貝合わせ香合として現在も広く使われています。

 佐藤潤製作の『月次絵』は、毎月使える貝合わせ香合としての要素と、貝の色や柄、模様を当てる遊戯として遊べる貝覆いの要素を組み合わせ、さらに合わさった際には日本の伝統的な文化を学べる内容となっています。

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『とも藤』では、地貝と合う出貝を探し出す遊戯として貝合わせを貝覆いとしています。

蛤の貝殻

二枚貝の魅力

わかちがたく、はなれがたいもの

IMG_4545.jpg 「わかちがたく、はなれがたいもの」二枚貝である蛤を眺めているとこの言葉が浮かんできます。蛤などの二枚貝は、身体の左右に一対二枚の貝殻を持ち、蝶番の部分は靭帯によってしっかりとつながれています。また2枚の貝殻が複雑に噛み合う「主歯」と呼ばれる箇所は、人の歯と同様、この世に一つしかない組み合わせとなっています。
 貝合わせを製作する際には、まず靭帯を取り外し、洗浄をします。靭帯を外された蛤は「主歯」と呼ばれる箇所を合わせることでのみ整合を確認することになります。ばらばらになった2枚の貝殻を合わせたとき、歯と歯の噛み合わせがぴったりと整合する瞬間を是非味わってみてください。そのしっかりと噛み合った2枚の貝殻は「わかちがたく、はなれがたいもの」であると思えるのです。
 蛤の貝殻の色や柄は非常に豊かです。洗浄の際に殻皮とよばれている皮を剥がすと、美しい貝紫が現れたり、または真っ白な無地に、まるで黒い墨で線を引いたかのような美しい柄が現れたりします。表面にはエナメル質の自然の照りがあり、周囲の光を受け、自ら光ります。貝殻の美しさは、豊かな自然に育まれ成長し、その生命を終え、殻のみとなったあとも輝き続けるところかもしれません。あらゆるいのちの源となった海は、太古の昔からこのような実りを産み続けているのです。

貝合わせ 貝覆い とも藤

貝合わせ遊びの体験会を開催しませんか?

とも藤では、蛤貝の美しさ、貝覆い遊びの魅力発信の一貫として「貝合わせ遊び体験会」の開催をしております。出張で貝をお持ちしますので、是非、様々なイベントに貝覆い遊びをプラス+してください。費用等はご相談させて頂きます。お問い合わせ先 とも藤 rm_muse@yahoo.co.jp

とも藤では、体験会のイベント名に「貝合わせ遊び体験会」を使用しております。実際には「貝覆い」のことですが、現在では「貝覆い」という言葉が一般的でなく、イベントの機会に「貝合わせ」と「貝覆い」の混同につきましてご説明しております。ご了承ください。

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